谷川POPゴリラ

時は2012年、愛知県は常滑の知る人ぞ知る坂の上の校舎にて。

当時まだ少年であった彼らは、Yシャツの後ろを出してビロビロさせることを

「かっこいいこと。」だと認識していた。ある日、ba.マサトが

後輩と結成したバンドがライブ目前にして門限の都合上解散。

穴埋めにdr.周作 gt.白木 vo.谷川がPICK UPされる。

これがおおよそメンバー高3の4月。

vo.谷川の作る甘いPOPソング、それを歌うゴリラな見た目から、バンド名を

 

『谷川POPゴリラ』

 

と名付けるも初ライブ目前にしてvo.谷川が己の人生に迷って脱退。

もともと谷川の作る甘すぎる詩に不信感を抱いていた当時gt.ゆっくんが

作詞作曲を担当しギターボーカルへと成り上がる。

三人での初ライブが5月31日である。

ヴォーカルになったゆっくんは初ライブでの酷評を

弾きながらラップしたことが原因だと決めつけ新しいギタリストを探し始める。

そこで当日ライブを見に来ていたgt.エンジョイに目をつけるも当時、

国公立大学志望であった彼はバンドへの加入をしぶる。がしかし、

vo.になったゆっくんの執拗な勧誘の末、COCO'Sでの飲食代と引き換えに

エンジョイがギターとしてバンドへ加入。

(そのときエンジョイはハンバーグセットとパフェを食べた。)

 

 四人体制になり大会やアコースティックライブ、

地元の野外フェスなどの経験を受け「マジでやるならやっぱ東京っしょ!」

という田舎丸出しのvo.ゆっくんのかけ声に、より田舎者の三人が食いついてくる。

家族や友の支えもあり四人一緒に上京することが決まる。

2013年3月21日の名古屋さよならライブにて

1st DEMO single「スパーキングゴリラ1世」をリリース。

微力な資金と徹夜の末、なんとか組み立てた200枚のCDは即日完売。

ステージにてみんなと武道館公演を誓い名古屋を旅立った。

上京後はルームシェアをする通称「谷川ハウス」を軸に東京、神奈川を中心に

明日なるMONSTER BANDになるためオシャレな靴を探していた。

 

東京の生活も甘くはなかった。

家族もいない、友達もいない、生活費と活動費を稼ぐだけの日々。

それでも音楽に携わる瞬間が、ステージに立つ瞬間だけが

メンバーの唯一の癒しだった。

バンドで上京を決めたあの頃に思い描いた武道館公演も歳をとるに連れ、

地元の仲間たちの就職、結婚に比べまだ遠く不確かな夢だと知る。

一番荒れていた奴が一番まともになるかの様に

地元では札付きの不良であったgt.エンジョイが安定した生活を望む様になる。

そしてその時は来た。

 2015年12月21日、gt.エンジョイが脱退。

4年連れ添ったメンバーの脱退。もうだめかと思った。昔よくテレビで見た

「東京に夢を追って上京したものの夢破れ、ぼーっと日常を過ごす奴」

になってしまうかと思った。それだけは嫌だ。どうしても嫌だった。

今まで支え合って来たのはメンバーだけじゃない。

家から支えてくれている家族。

「頑張ってこいよ。」そう言って送り出してくれた友達。

何より俺たちのステージを最高に楽しんでくれている

あなたの顔を思い浮かべただけでピルクル3本はいけた。

 だからこそ!!こんな所で立ち止まってる訳にはいかなかった。

俺たちは探した。何度も何度も探した。

時には嵐の中、時には大雪の中、はたまたスタジオ、ライブハウス。

背負ってきた想い、バンドへの想い、夢を、人生を賭けることのリスク。

本気になればなるほど「バンドやろ」って一言は重くなる。

それなのに、それなのに。即決だった。

サイゼリアに呼び出したあの男は即決だった。

逆に焦ったのは僕らの方だ

「3日間あげるからしっかり考えてくれ。」

そう言ったところで3日後、返事が変わることはなかった。

またも愛知県、今回は名古屋市からの刺客。そう新メンバー

Ray(レイ)がgt.として加入したのである。

今度はサイゼリアからこの4人で新しい夢を追い始めたのだ。

 

 新体制初ライブ、2016年3月22日のワンマンライブも

ソールドアウドで無事演奏を終え、

この4人の谷川POPゴリラにも慣れてきた頃の大阪ライブにて

またしても現れた一人の男。谷川POPゴリラのこれからを

左右することになるとはその時誰も知る由はなかった

次回、

「バリバリの大阪弁ですめちゃくそライブ褒めてくれたイケイケな男''政雄''」

  • TITLE
    RAD ROCK RIOT
  • DATE
    2018.03.15[Thu]
  • VENUE
    RADSEVEN
  • TIME
    開場 / 17:30 開演 / 18:00
  • TICKET
    前売¥2,300 / 当日¥2,800


上記QRコードより
携帯サイトをご覧になれます。